2010年5月31日月曜日

おはきもの

えー、先日、
ギボンのスラックラインイベントに行って気になりました。どんな靴を履いてトライしているんだろうかと。ハイラインの動画を見ると、ほとんど裸足ですからね。トリックの動画見ませんからね。世間がどうなっているか全くわからないですからね。クライミングの延長で足裏感覚こそ命みたいなところがありましたし。 関係者と話しているときも、ハイラインは裸足だから、って話があったくらいです。キャンプ4にビショップPIT、スラックラインは裸足でした。何も疑わず裸足、まわりみんな裸足でした。

で、何年か過ぎ、なんだか周りがスラックラインに大騒ぎしはじめ、あらためてやってみたわけです。そこではみんな、靴がいいというのです。裸足のあなたはバカにされてしまったのです。買ってきた方がいいよとまで言われてしまうのです。コンバースのような、VANSのSK8的な、フラットソールがいいのだと言うのです。あれ、なんか時代が変わった?って感じで、先日のイベントでは、ほぼ全員5.10のスニーカー、こんなにスニーカーたくさん出ていたのねってくらい、いろんなモデルがありました。業界人だった10年間はもうギュンギュン遠ざかって、長いこと情報を遮断すると時代がこうも変わるとは、浦島太郎、想像もできませんでした。

つまり、スラックラインでトリックが当たり前になってきてみたら、靴の方が都合が良いということになったわけですな。フレックスもトーションも支えが効く構造の方がトリックしやすい、メイク率も高いというわけですな。着地のときの不安もカバーできるわけですし。時代の求める、剛性+フリクション=5.10のスニーカー、なるほど納得できます。ライン自体の剛性を考えれば、この方程式はライン幅が50mmだとより効果を発揮するだろうことは、日々の25mmトライから推測できます。

公園とかでトライしていると、芝生なんて恵まれた環境、そんなもの日本にゃありませんので、足が泥だらけになってしまいます。ということで足裏感覚は失いたくはないが、泥だらけも嫌だということで、古いサンダルを引っ張りだしたわけです。最初はなんも考えず履いてみたんです。
命がけ激流イカダ下り、
クライミングジムメンテナンス、
沢登り、
ライブやフェスでも人様の頭に危害を加えにくい、
そんな様々な用途にヒッパリダコ、ぼろぼろになったビブラムの西洋地下足袋を履いてみました。すると、なんということでしょう、他の用途よりも格段に使いイイではないですか。25mmのラインもあれがこうなって、うわわわわー、スゴくイイです。足首がフリーで、親指が独立していることが必須という条件には地下足袋しかなく、かといってあのハイカット姿でライブに行くわけにもいかず、神輿も担ぎたい身としては、最近の裸足禁止?さらにはエアー入り地下足袋ってどうなのよな反発心、そんなあなたにピッタリの商品だったわけです。さらに裸足で緊張足裏カサカサドライな状態でハイライン/ロングラインやってみましょう。風で揺れに揺れるラインは足指使っても捕まえるの大変なんです。

25mmライン捕まえるにゃ、
足指独立、
足首フリー、
薄いラバーソール、
これが必要ってわけです。
あくまで個人的見解です。


5.10つながりでクライミングに例えるならば、極端だけど、例え古いけど、ジムやドッかぶりは赤サジのモカシムで、外岩エッジ系 ならヒモサジ、花崗岩ならビブラム系メーカー、とはいえモカシム一足な人もいるよ、そんなことを言いたかったのです♪

2010年5月22日土曜日

おかしくね?

公園で衆人環視のもと、
スラックラインをやっていて、
もの珍しさからか、
写真や動画を撮られることが多々ある。
撮ってることがキッカケで話がはずむこともある。
これが、
無断かどうかが問題なのではなくて、
堂々と携帯を構えてりゃいい。
コソコソ隠し撮りみたいに撮っていて、
後ろから夢中で撮っていて、
落ちた瞬間に振り返り、
目が合ったりなんかすると、
そそくさと逃げ出す。
こんな場面に何度遭遇すりゃいいんだ。
子供が近づきたいけど近づけないのとは違う。
ありゃ罪悪感があって撮ってんだよね?
怒られるかもと思いつつ撮ってんだよね?
あきらかに窃盗犯みたいな挙動だね。
スーツ来て立派な社会人なんだよね。

その点、
スケート、BMX、
ストリートでモまれて苦労したヤツらは違う。
常識という暴力に屈せず生きてきたヤツらはね、

「練習中に失礼ですが、少しお話させてもらっていいですか」

これだろ、これ。
外見が悪くて、
カッコがあれで、
ってネガティブに見られてきたヤツらこそ、

人間だろう。

ただ歩くということが

えー、
もともとがクライミング集団で、
かつてあった集団が、
割れて散り散りになり、
それぞれが仲間を作って、
師匠の大号令一下、
また参集。
一体何人になったんだ?
10年の歳月を飛び越えて、
その理由が綱渡りとは。
スラックラインとは。
ハイラインとは。
あてもなく歩きますかね。

向こう側まで。

2010年5月20日木曜日

ギボンのイベントにて



ギボンのイベントで、担当者さん及び副社長さんに動画を見てもらった。さすが業界のリーダー、本質を見ている人達なのだと感じた。誰もが触れることのできるハイラインの世界がある、そんな景色を見せたいイベント。反応から、それを十分感じてもらえた、そう思う。
ハイラインをトップロープで取り組むのは、我々HIGH on a WIREのおフザケが生んだシステムであり、画期的だとも思う。しかしその一方で、冒険という無限の可能性を著しく狭めてしまった責めも負う。過去の経験上、クローズドな世界に未来も将来もないが、その世界を切り拓く行為に苦痛が伴っていないかというと、である。苦痛を背負わない世界が来る前に、遊び場を失う前に、やっておかなければならなかった。あらゆる感情のせめぎあいの結果、動画を見せて良かったと思う。結果は安易に見えるかもしれないけれど、他人が考えるほど安易に動画を見せたわけじゃない。それなりの決意と覚悟をもって、

フザケたんだし♪

Gibbon Slackline Japan Tour 2010




トリック。
トリックとは予告してやるほどヤボってもんだし、
人がやったトリックをやるってのもクオリティを問われる。
カバー曲ってのは、
オリジナルとは違う解釈、
もしくは超えるだけの情熱を感じさせなきゃなんない。

ずいぶん前のスケートイベント、
海外ライダーが束になってトライしたトリック、
結局誰もできなかったトリック。
イベント終了間際、
名もなきライダーが闖入し、
一発でメイクしてそのまま帰ってった。

ビッグエア黎明期、
小さなショボイ3Dを連発する参加者が一通り終わる。
イベントも終わる。
一人のバックカントリー山屋完全装備のボーダーが、
帰り道がてら、
装備そのまま台に闖入。
デッカーい、
ユッルーい、
バックフリップをキメてそのまま消える。
ギボンの日本ライダー、この直後、いいのをキメたんだ。
この日の

ひとつ。

2010年5月18日火曜日

落下について

注1:高さや長さなどの数値は進化して変わる。
注2:以下25mmのライン上を歩くことにのみ言及

☆スラックラインでの落下
ロッククライミングのボルダリングに近い。
ただし、ラインが長くなればなるほど予想外の落とされ方をされる為、気づいたら受け身もとれずに地面に叩き付けられていた、なんてことが多々おこる。ヘタに受け身をとろうとすればもっとヒドい目に遭うこともある。ラインが長くなればなるほどスタート地点は高くなり(中央部が重さで接地してしまうため)、ラインの反発力も凄まじい。危険は増大する一方。スタート地点は、20メートルのラインで150センチ前後、30メートルでヘッドオーバーの180センチ以上が必要。 (ハイライン用かそうでないか、ラインの伸びが全く違うためこの限りではない)ここまでくると、命綱のあるハイラインの方が格段に安全であるが、緊張感は最高。
まー落ちなきゃいいんだけど、それが難しい。
( 下地の吟味は入念に、整地はボルダリングのそれと同じで改変しないことが鉄則)

☆ハイラインでの落下
ロッククライミングのリードクライミングに近い。
常にランナウトでの落下を意識していなければならない。さらに壁に正対していることの多いリードクライミングと違い、命綱を後ろにまわしたまま落ちることが多いので、落下時にグルンっと振り回されてしまう。落下によるムチウチ、反発するラインに脇腹を打たれアバラ骨折。
落下にも技術が必要なのは、クライミングもスラックラインも同じ。

皆様お気をつけあれー♪

2010年5月17日月曜日

2010秋の予想

注:正式発表ではないです。

予選:トップロープで谷ライン
準決勝:岩塔(小)普通にハイライン
決勝:岩塔(大)普通にハイライン
ザイル/ロープなのか、
テープなのか、
個人戦なのか、
団体戦なのか、
審美競技なのか、
タイム競技なのか、
それはわからない。
ただ、
真剣な不真面目さだけは失わない。
とりあえず、

ヤル

それだけは決まっている。

2010年5月16日日曜日

High on a Wire 2010 - Trailer

簡単に見える。
いくら低地で練習してみても。
実際に一歩を踏み出すとなると。
一歩は出ない。

出ない。

岩塔でやるよ〜。


GWもハイライン

昨年の秋は岩塔でハイラインでしたが、
今年のGWは谷でハイラインをやってみました。
年末のハイボールラインより高度感があり、
最初に体験するなら谷ライン、

オススメです。

とはいえ崖から飛び出る形のスラックライン。
まるで宙空を歩いているかのように感じます。
ハイジ式(空中ブランコ)もありますが、


どれがお好みですか?


2010年5月13日木曜日

みんなハイライナー

トリック?

より高く、
より遠く、
ゆったりと。

ただ、歩きたい♪