2011年1月24日月曜日

ハイラインでシットスタート



ハイラインでは、
システムが邪魔になったり、
下地が危険な場所でのスタートの場合、
少し進んだところからシットスタートします。
が、
リーシュを付けてのシットスタートは、
想像以上に怖い恐いコワいのです。
マクられて落ちたらとか真剣にビビリます。

ハイラインって、
落ちる時の為に五感の8割をつかい、
残りの2割を運動能力に割り当てている感じです。
地上でやっていることがいかに簡単か実感するときです。

冬の風景は岩がゴツゴツ殺伐としていて、
ラインを張る作業に肉体も精神もクタクタ、
落ちるたびにそこら中を傷め、
首だ背中だ肩が肘が手のひらが、
プラットフォームに戻るだけでもキツい筋トレです。
スゴく長い時間をラインの上で過ごしたはずなのに、
振り返って見て、
そこはまだ魔界出口あたりだったりします。
太陽が出ているかいないか、
そんな些細な事象で、
たったそれだけで運動能力が変わるような状況です。

ロボのビデオから、
そんなことを感じてもらえればいいなー。

L : 35m - H : 15m

2011年1月19日水曜日

LoBoL40M L:35/40m



我々はいつもハイラインを想定しているので、支点から支点への移動を完渡としています。が、ロングラインはいつもキレイに張れるわけではないので、障害物までを目標にしてみたりします。ということで今までスラックラインを完渡したことのない彼、グレートなビギナーの目標として、障害物ゴールの40mを張ってみました。終了支点から障害物までの5mがもったいないですね、でも実際の揺れや難易度は40mそのものです。もちろん40m完渡ではないけれど、目標達成です。終了支点付近の魔界の恐ろしさをもっと知って欲しかったのですけれど。

今回は張り直しも含めて、全てを彼の好みのテンションで張りました。やっぱり人それぞれ、好みが違いますね。身長も体重も影響しますし。結構な違いになるもんです。

なぜ40mかって?厳しい?まー、この場所には40m以下を探しても、20m程度しかないのです。それに先行している上手いヤツとセッションするなら上手いヤツのレベルにあわせるべきです。もちろん、やり過ぎはダメですが、適度な飛躍はビックリする程上達しますね。
もう彼をビギナーとは呼べないです。

これからはロボでお願いします。

次は70m、だ!

L:40m (35m)
WHITE MAGIC

2011年1月17日月曜日

アソビバ江東さんから動画


プチではあるがハイライン。
見える景色に違いはあれど。
時代が一気に進んだ気がする。
一歩踏み出すってスゴいよ。

スラックラインをやっていなかったのにハイラインをやる親子。
ハイラインがやりたいからスラックラインを練習したいと言う親子。
(※危機管理できている親子のことです)

うーん、スゴいことだ。


かわいすぎるぞ。

※岩場では逆さ落ち禁止♪

2011年1月16日日曜日

アソビバプチハイライン

巨大ハンモックや、空中ブランコ、そしてスラックライン。
さるえプレーパークを主催するアソビバ江東
スラックラインのオカシナ人々と一緒に遊ぶことを喜んでくれる存在。
大人達たちが遊ぶわけでなく、かといって子供を遊ばせるのでもない。訪れた人々にコツを教えたり、子供をラインに乗せてあげたりと、子供も大人も一緒に遊ぶ。有志が中心となり声をかけている成果、だんだんとボランティア的に集まり、より大きなコンテンツを形成するようになってきた。次回もハイライン期待されてしまった。まさかの展開。誰でも子供と一緒に遊べます。

ワッチ氏、
ハイラインをさらりと渡り、
ダブルニードロップでしめる!
やってみると、かなり、怖いのだよ。



巨大ハンモックで遊ぶ。
オラどけ!
「俺は年長者だぞ」
こども:「あっちいけー」

ハイラインの視点を感じてもらう。
どの子も冷静で、自分の置かれている状況を的確に判断している。大人を信じているし、大人に頼り切っていない。ここで活動している意味がよくわかる。実際に手を離してのスタートはできないまでも、大人が怖がる高所に立ち、同じものを見る。そして子供にやってみろというからには、お父さんもやってみなけりゃならない。スゴいコト共有して帰る親子。
たかがでされどな6m。

ザ・ハイライン。

こんな町の中でハイラインができるとは。
岩場でのハイラインとはまた違った興奮を伴うね♪

先日のロングライン80mに集まった方々が多く、落ち方に練習の成果が出ていた、気がする。
ハイライン完渡者が二人も出た。
ハイラインが身近になった1日。

L:10m - H:6m
ORANGE LINE(通称)
枝が張り出していたので、ゴール手前1mで強制終了。
次は20m位でスッキリキレイに張れないかな。
あくまでこれは遊びですが。

2011年1月12日水曜日

ハイライン開拓

1月2日、
連日のハイライン開拓とロングラインで体力の限界。
撤収終わって日が暮れた闇、
グレートなビギナーと二人で動けず、
雪、
降り積もる中へたり込む。
なにやってんだ。


年末年始、
ハイラインとロングラインの連続。
そのお陰でハイライン開拓のメドがつき、
やっと冷静にトライできる環境が整う。
捨て張りに3日も費やす。

朝5時に起きて、
9時に現地到着。
零下。
二人で鉄ビナ担いでガレ場を下る。
ココで一度、重い荷物に死ぬかと思った。
山屋じゃないから心も体もヒヨワにできている。
落石で死にたくないので慎重に1人づつ下る。
とはいえ、たったの15mじゃないか。
やっと着いたよプラットフォーム。
2時間でも、日が出れば暖かいサニーサイド。
クライミング開拓時代からA面と呼んでいる。
日の当たらないネガティブな対岸をB面と呼ぶ。
居心地の良いプラットフォームに着いて早々。
ビギナーに冷たい指示。
B面に支点を設定しなけりゃならない。
危険なガレ場を登り返しておくれ。
双方支点を設定したらラインを投げる。
ラインを受け取り、ハーネスに結びつけ崖をフリーソロ。
ラインを川で濡らさないようにテンションとりながら、だよ。
簡単だって思うならやってみれ。

最低でも三人で作業しないと効率が悪いと気づく。
二人だけだと朝10時に作業開始しても、トライは15回くらいが限界。
それでも飲まず喰わず休まずトライしての回数。
時間を惜しんでトライトライトライ。
ハイラインとロングラインは全く違う。
一回に消耗する体力が尋常じゃない。
すぐに支点へ上がれなくなる。

日照時間、たったの2時間だもの。
あとはマイナス極寒作業作業作業。
B面スタートでは足場がない。
セルフの架け替えが危うい。
とはいえ、支点の選択肢は他に無い。
別の支点ではビギナーの頭がカチ割れそうになったし。
やっと作業が効率的になっても、これ。
お客さんは呼べません。

それでも良いポイントだと思う。

これから真剣トライ。

L:40 35m - H:15m
使用ラインは悩み中。

2011年1月11日火曜日

with a long Reach



この日、
そろそろ80mを完成させなければ。
続々集まる名の知れた実力者たち。
告知していなかったので、かなり驚く。
どうして集まったかは全く分からず。
ビギナーと二人でしばし呆然。
とはいえ、
集まったのだから、
おらっツナを引けー!
ドやさードヤサードヤさー。

結局誰も渡れず。

スタイルの花が咲き、

素晴しき冬の日。

L:80m
GIBBON PROLINE
伸びることでロングラインがより面白い。
伸びないラインはロマンが無い。
まー好きずきだけれど。
ハイラインには辛いかなー。

2011年1月1日土曜日

スパルタ化す



2010年の締めくくりに、グレートなビギナーをロングラインに連れ出しました。

彼のスラックライン歴は本当にヒドいもので、2010年正月にハイラインをやらされたのが始まりです。テープではなく、ロープです。綱渡りなんかしらないのに、代表にダマされ、いや、誘われてついてきたのが運のつき。その後、満足な練習も無いまま数々のハイラインをやらされ、世間で言うところのフツーのスラックラインをやらせてもらえないのです。で、彼は決意したわけです。自分のラインを買って自由にやろうと。そして買いました65m。65mを買って20mなんてもったいない。いきなり40m。どうせなら80m。まだ早かったか55m。ラインを変え、システムを変え、張り方やテンションの調整も伝授していきます。詰め込み詰め込み起き上がることもできないくらいまで楽しみます。80mでは、事情があって高めの設定。ラインをつかまずに落ちると危険なので必死にしがみつきます。次の日に迫る40mハイラインの練習にもなっているのです。うまくなるロジックが見えてきたので後輩イビリ、いや、後輩指導も効率的です。

と言っておきますか。