2011年1月12日水曜日

ハイライン開拓

1月2日、
連日のハイライン開拓とロングラインで体力の限界。
撤収終わって日が暮れた闇、
グレートなビギナーと二人で動けず、
雪、
降り積もる中へたり込む。
なにやってんだ。


年末年始、
ハイラインとロングラインの連続。
そのお陰でハイライン開拓のメドがつき、
やっと冷静にトライできる環境が整う。
捨て張りに3日も費やす。

朝5時に起きて、
9時に現地到着。
零下。
二人で鉄ビナ担いでガレ場を下る。
ココで一度、重い荷物に死ぬかと思った。
山屋じゃないから心も体もヒヨワにできている。
落石で死にたくないので慎重に1人づつ下る。
とはいえ、たったの15mじゃないか。
やっと着いたよプラットフォーム。
2時間でも、日が出れば暖かいサニーサイド。
クライミング開拓時代からA面と呼んでいる。
日の当たらないネガティブな対岸をB面と呼ぶ。
居心地の良いプラットフォームに着いて早々。
ビギナーに冷たい指示。
B面に支点を設定しなけりゃならない。
危険なガレ場を登り返しておくれ。
双方支点を設定したらラインを投げる。
ラインを受け取り、ハーネスに結びつけ崖をフリーソロ。
ラインを川で濡らさないようにテンションとりながら、だよ。
簡単だって思うならやってみれ。

最低でも三人で作業しないと効率が悪いと気づく。
二人だけだと朝10時に作業開始しても、トライは15回くらいが限界。
それでも飲まず喰わず休まずトライしての回数。
時間を惜しんでトライトライトライ。
ハイラインとロングラインは全く違う。
一回に消耗する体力が尋常じゃない。
すぐに支点へ上がれなくなる。

日照時間、たったの2時間だもの。
あとはマイナス極寒作業作業作業。
B面スタートでは足場がない。
セルフの架け替えが危うい。
とはいえ、支点の選択肢は他に無い。
別の支点ではビギナーの頭がカチ割れそうになったし。
やっと作業が効率的になっても、これ。
お客さんは呼べません。

それでも良いポイントだと思う。

これから真剣トライ。

L:40 35m - H:15m
使用ラインは悩み中。

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