2011年2月19日土曜日

展示会にて

先日、
バックパックやクラッシュパッドでご存知の/マウンテンダックスの展示会に行ってきました。
実は2011-2012の新しいカタログにハイライン写真とロングラインのセッティング写真を使って頂いているのです。さらに展示会場ではその写真が大きなバナーになっていて、大感動でした。さらにGIBBONのAZCAN師もクラッシュパッドのページにいます。スラックラインの認知度や環境が少しづつ変化してきていることを実感できました。


会場ではClimbing Technology社製の“Click Up”という新しいビレイデバイス(確保器)を試してきました。クライミング中、墜落して流れるロープをオートストップ的に補助するデバイスです。よくもまー色々考える人がいるものです。写真を見てわかる通り、テンション解除用のハンドルが付いているワケでもなく、その形状を利用してテンション解除するので、リードクライミング時のロープ出しも簡単に行うことができます。機械感複雑感満載のグリグリ系操作に慣れずパートナーからよく怒られてしまう方々にはとても使いやすいと思います。
会場で実際にぶら下がって試していたところ、久しぶりに会うクライミング界の重鎮達に取り囲まれ接客しろと迫られる始末でした。慌ててセッティングを間違え、と思ったら間違えてはおらず、あたふたた。私はお客的に試していただけなのですが、、。なんやメーカーの人間ちゃうんかと、、。

何を言っているかわからない?
では動画をどうぞ。



で、なぜクライミングギアの紹介をしたかというと、関係ないじゃん、ではなく、ハイラインを張った時のバックアップロープを固定するのに使おうと考えた次第です。もちろんそんな使い方は想定されていないので、発想だけでマネしないでくださいね。今まで使っていた道具にくらべ、圧倒的に軽いのです。主要な機構は全て目に見える状態です。これならテンション過多による危険をすぐに察知できそうです。テンション解除する際のアイディアを盛り込むスペースも結構ありますし。何よりハンドルが折れる心配がないし!機械的デバイスと似た能力を有していながら、とても!軽く、そして使い勝手が良いです。もし強度が許すならばですが、メインラインにも使えないかなーと考えています、、、まずはバックアップロープから試してみます。
バックアップロープとはいえ、さらなるバックアップを忘れずに!

とはいえクライミング時のビレイにとても使いやすくオススメです。

“Click Up”  /Climbing Technology社製
対応ロープ径:9〜10.5mm
材質:アルミニウム
本体重量:115g
HMS+BLCカラビナ付属
必ずHMSカラビナを使いましょう

2 件のコメント:

  1. これいいですね。シンプルイズザベストを地で行く感じです。ATCの感覚でGRIGRIの性能を発揮するような。Click Up、覚えておきます。

    さて、明日はさるえプレーパークの日です。
    冒険遊び場活動では子どもが高所に登る場面が随所にあり、私たちの団体では、必要に応じてスタッフがハーネスとヘルメットを着けさせて確保しているのですが、かねてより、どうせなら一緒に来ているお父さん・お母さんにわが子の確保をさせてあげたいと考えておりました。無論いきなりは無理ですが。そうした用途にこのClick Up、すごく役立ちそうな気がします。
    明日、会場でお待ちしています。

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  2. 明日はClick up 二つ持って行きます。

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